設立目的

国立羅州文化遺産研究所は湖南地域に散在する文化遺跡に関する学術調査、緊急発掘学術調査および緊急調査を行い、文化遺産の価値を発掘し、それを歴史教育と文化観光資源として活用できるよう、基礎資料を提供している。

とくに、大型甕棺古墳、前方後円墳、大規模な支石墓群などと関連した遺跡を調査・研究し、湖南地域における古代文化の性格と実態を究明することに力点を置いている。

また、湖南地域に散在する文化遺産に関する調査・研究資料を、分野と時代によって体系的に集大成し、関連学界および一般の人々に提供している。



発掘調査

羅州・伏岩里遺跡発掘調査 / 羅州・五良洞窯跡発掘調査 / 羅州・会津城試掘調査 / 霊岩・沃野里方台形古墳発掘調査 / 羅州・東谷里・横山古墳発掘調査 / 湖南地域文化遺産の資源化に関する総合学術研究

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地表調査

湖南地域には古代文化の性格を究明する上で重要な史料となる遺跡が集中しているが、開発により損傷と滅失の危機にさらされている。


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甕棺の復元

大型甕棺制作の古代技術の様相を復元し、甕棺古墳社会と呼ばれる栄山江流域における古代文化の実態に迫る基礎学術史料を確保するための、2008年から現在まで進行中の事業である。

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